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俺は経年変化(エイジング)するファッションアイテムが大好きだ。
スマホで四六時中ソレの画像とかを見ているヤツがいたら、十中八九俺だ。
まあそれは置いといて。
今回は、ファッションにおける経年変化について色々書いていこうと思う。
そもそも経年変化(エイジング)とは?
そもそも経年変化ってなんぞやってことだけど、簡単に言えば、年月が経っていくにつれての変化のこと。
人間や機械などにおいてのエイジングは、老化や劣化として悪い意味合いの言葉になるよな。
だけどファッションアイテムにおいては、長年使い込んでいくうちに擦れたり変色したりして、こなれた感じになって、良い変化として捉える考えがあるんだ。
まあでも人それぞれ考えは違っていて。
昔の人は気にも留めなかったことを現代人が勝手に経年変化はカッコいいと思っているだけなのかもしれないし(ヴィンテージという概念が生まれたからなのかな)、興味がない人からしたら「ただの劣化やん」と思うかもしれないし。
ファッションアイテムの経年変化という概念は、自己満足の世界なのかもしれないな。
でもやっぱ経年変化を楽しむ人がいるってことは、それなりの理由(魅力)があるんだ。
経年変化(エイジング)の魅力
経年変化すると新品にはない魅力が出てくるんだ。
俺が知る限りの魅力を書いていこう。
味が出る
素材によって違うけど、長年使い込むことによって色の深みが増したり逆に色あせたりして、味が出てくる。
手触りが変わったりもする。
要するに、「ずっと眺めていられるぜ!」ってなる。
愛着が湧く
使い込んで味が出てくることで、必然的に愛着が湧いてくるんだ。
新品から「育てていく」感覚で、経年変化(エイジング)が進むにつれて愛着も増していくぜ。
要するに、「愛してる!」ってなる。
歴史が刻まれる
長年使い込むことで、どうしても傷とか汚れとかが付いてしまう。
でも、それこそが共に過ごした証になって、自分の歴史や思い出がそこに刻まれている感覚になる。
「あー、このシミはバーベキューやった時のやつかー」みたいな。
要するに、「俺とお前は一心同体みたいなもんや!」ってなる。
唯一無二になる
上記と似たような感じだけど、使い込むにつれて、自分の行動が反映された経年変化が出てくる。
自分色に染まっていく感じで、新品の同アイテムとは全く違うものになるし、他の人が使い込んだものとも似て非なるものになる。
要するに、「ワンアンドオンリー!」ってなる。
余談だけど、俺はこだわりを持ちすぎて、「定番×経年変化=唯一無二で最強」という謎の方程式を考えついてしまったんだ。
定番に経年変化を掛け合わせると、定番なのに定番じゃなくなる、定番なのにオンリーワンのアイテムに仕上がるという超絶ひねくれ思考がそうさせたんだと思う。
ごめん、自分でも何を言っているのかよく分からない。
完璧がなく終わりがない
経年変化にこだわると、そのアイテムの理想の変化を日々追い求めていくという楽しさ(+もどかしさ)がでてくる。
でも自分の中の理想を再現するのは難しくて、なんなら理想の状態って結局なんやろって、そんなことを考えながら理想の姿に近づけようとする。
ぶっちゃけ近づくことはできるけどたどり着くことはできない。
蜃気楼みたいなもんだな。
だけどそれはそれでロマンがあって良いんだよな。
要するに、「お前を最高な姿にできるのはいつになることやら!」ってなる。
様々な経年変化(エイジング)する素材
経年変化を楽しむには天然素材で長持ちするものじゃないとダメだ。
てことで、代表的な素材を3つ紹介するぞ。
デニム
デニムは、使い込んでいくにつれてシワが入ったり色落ちしたりしていく。
この変化こそがデニムの醍醐味だ。
かっこよくシワが入って色落ちしたジーンズを見るとめっちゃテンション上がりまくる。
自分色に育てていくなら、インディゴカラーの未加工のリジッドデニムが鉄板だな。
レザー
レザーは、使い込んでいくにつれて色が変わったりツヤが出てきたり柔らかくなったりしていく。
とりあえず味というか渋さが出てくるよな。
ボロボロではなく良い感じにクタクタになって色ツヤが出てるレザー小物を見るとめっちゃテンション上がりまくる。
自分色に育てていくなら、クロムなめしよりもタンニンなめし、顔料仕上げよりも染料仕上げのものを選ぼうな。
ブラス
ブラス(真鍮)は、使い込んでいくにつれて落ち着いた柔らかい輝きを放つようになっていく。
新品時のギラギラした輝きにはない渋さが出てくるよな。
良い感じに渋い輝きを放っているブラス製の小物を見るとめっちゃテンション上がりまくる。
あと、シルバーも使い込めば渋さが増していくからオススメだぞ。
まとめ
経年変化というものを頭の隅に置いておけば、買い物が楽しくなるし、ファッションの楽しみ方が増える。
経年変化の最大の魅力を書くの忘れてたけど、やっぱ老若男女問わず誰でも楽しめるってことやな。
この記事を読んで、少しでも経年変化に興味が湧いてくれれば嬉しいな。
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